2020年12月13日日曜日

グレイブエンカウンターは2からが本番


・2からが本番・


最近時間のある時にアマゾンプライムでクソ映画を見ることが増えた。 

 

そんな時クソ映画っぽいサムネの映画を見つけ、見ることにしたのがグレイブエンカウンター。 

ファウンドフッテージ系の映画(低予算映画のブレアウィッチプロジェクトがみたいな手ぶれマックス映画)である。 

簡単なあらすじを説明すると、グレイブエンカウンターと名乗るゴーストハンター(心霊番組)の主人公たち一行が呪われた廃墟になった精神病院に突撃し、痛い目を見るホラー映画である。 

廃墟に入った一行はなぜか外に出れなくなり、化物に襲われるといった謎現象に見舞われ、最終的に外に出れなくなり、よくわからないまま一作目のグレイブエンカウンターは終わる。 

ちょっぴり驚かし要素のあるパニックホラー映画といった感じ。 

しかししかし、この映画の本領は個人的には第二作から発揮される。


・グレイブエンカウンター1はクソ映画である・


グレイブエンカウンター1はクソ映画であると思ったのは自分じゃないです。 

ブレイブエンカウンター2に登場する人物がこう言うのである。 

どう言うことなのかと言うと、二作目で一作目がフィクションの映画として登場するのである。 

それをYoutuberたちやなんかがレビューしているのが二作品目の冒頭である。 

グレイブエンカウンター2の軽いあらすじ。 

クソ映画として世に広まったグレイブエンカウンター1が実はフィクションではなかったのでは?実在した精神病院の廃墟に突撃して真偽を確かめよう!そんな感じで再度廃墟に閉じ込められパニックホラーが始まり、今回はうまく話を締めくくる。 

二作目の主人公がグレイブエンカウンター1がフィクションでないことを突き止め、なぜフィクション映画として映像が世に広まったのかを映画のプロリューサーに突撃して聞き出したり、なかなか一作目とは違った構成になっている。 

少しずつ謎が解けていく前半は興味深いので是非見てほしい。 


・グレイブエンカウンター2がよくできていると思った理由・ 

この映画は2でおそらく完結だろう(3を作れなくもない終わり方をしたが)。 

2ではファウンドフッテージ系のジャンルではあるが、正確には少しだけ違い、2の主人公だけ精神病院からの脱出に成功している。 

生き残った主人公はこれまでカメラに収めた出来事を”フィクション”と言うことにし、これをグレイブエンカウンター2として映画を”公開”したことになっている。 

映画のエンドクレジットの直前に映画に登場するプロリューサーと2の主人公が出てきて観客に「映画は楽しめましたか?」と語りかけてくるシーンはなぜか感心してしまいました。 

作品自体は完全なるフィクションなのだが、その作品に登場する人物たちが「この映画はフィクションだよ」と語りかけてくることで、視聴者に「この映画はフィクションだと言い張っているが本当はどうなのだろう」と考えさせる余地を残している。 

明らかにCGの部分も登場するが、登場人物たちが「フィクションです」といっているので、それがこううまい具合に映画にマッチしている。 

正直1でやめないで良かったと思えた作品。 

ただし2から見ても面白さが最大限に生かされないので是非1から見てほしい。 

1を見ればドキッとするシーンがいくつか出てくるよ。


・最後に・ 

長い文章をここまで読んでくださりありがとうございます。 

文章を書くのが苦手なのでうまく伝わらなかった部分も多々あるとは思いますが、少しでも「この映画ちょっと見てみたいかも」と思ってくだされば幸いです。

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